笹乃庄のお食い初め
2017.05.20
徳島 日本料理 笹乃庄 料理長の早野です。
先日からお食い初めのご利用を多くいただいており、おくいぞめのやり方を
お客様にお伝えさせていただきました。
法事や法要もそうですが、日本の文化から過去の慣習などが薄れ新しいものがたくさん生まれて来ています。
しかしながら、永く続くものには理由がある、私たちは永く続くものをこれまでも大切にしてきました。
お食い初めは、子供が生まれて100日から120日の間にお祝いする儀式です。
お食い初めでお祝いといっても、「一生この子が食べることに困らないように」と子の将来を親が願う習わし。
よくある食材に
鯛は、”めでたい”
赤飯は、”赤飯の赤色に災いを除ける力があるとされる”
煮物は、”長寿や先行きの明るさを祈るために吹き寄せを準備”
汁物は、”蛤は二枚貝、ぴったりと合うような生涯の伴侶に恵まれて欲しいという思い”
香の物は、”嗅覚を整えリセットするという目的”
歯固めの石は、”石のような丈夫な歯が生え揃って食べ物をよく噛むことができ長生きできますようにという願い”
など、おくいぞめに用いられる食材にはそれぞれ理由があります。
本日はお食い初めの食材の由来についてお伝えいたしました。
徳島 日本料理 笹乃庄 早野 卓司
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